Concept

古民家の梁にハンモックチェアを吊るす

コンセプトは、普段使いができるインテリアとしてのハンモック。

海外で作られたハンモックは、現地の職人さんが作った、その土地の文化や環境に合わせたものです。だからそれを日本にそのまま持ち込むのではなく、日本向けにアレンジしてハンモックをもっと身近に愉しめるものにしたい、そう思うようになりました。そのために必要なのが、ハンモックの”日本化”です。

日本文化や住環境に照らし合わせて考えた時、「普段使いできるインテリアとしてのハンモック」という使い方が日本にいちばん合うのではと考えました。

一般的なイメージである、ハンモック=キャンプ。ハンモックを使うのに、アウトドアだけという使い方はもったいない。もっと存分にハンモックを愉しむためにはどうすればいいだろう。そんな考えから、室内で使うためのハンモックを作っていこうと思いました。

 

日本向けにするために考えたこと。

 デザインをもっとシンプルに。

元々は中南米発祥のハンモック。熱帯地域の寝苦しい夜をしのぐ昔からの知恵。必然的にデザインも中南米風の、多色使いの派手めなものが多く、バリエーションの少なさを感じていました。

そこで、配色を少なめにしたり、アクセントカラーを要所に取り入れることにしました。Qestaではひとつのハンモックに使う色は基本的に2色までとしています。この2色の中で柄やデザインを変えていっています。

ハンモックの大きさを設置場所に合わせて作ること。

ハンモックを設置する適度な幅というのは、設置場所ごとに異なります。
幅が広い場所に小さめのハンモックを吊ってしまえば、ハンモックがピンと張りすぎて硬い寝心地になってしまうし、その逆であっても適度な寝心地には至りません。
ですから、設置する幅に合わせてハンモックを作るべきではないかと考えるようになりました。

取り付け方法を工夫してみる。

ハンモックが盛んなメキシコやブラジルはでは一軒家の軒下にハンモックが吊ってあったりする状況をよく見ます。日本でも、柱や梁があればそこに金具やロープなどで簡単にハンモックは設置できます。

しかし日本ではマンションやアパートが多いですよね。柱や梁が壁の中に隠れている物件が多いので、ハンモックを諦める方の話をよく耳にします。また、賃貸物件だから柱や壁に穴を開けることができないという話もよく聞きます。

そこでQestaでは、マンションやアパートなどの賃貸物件であっても、壁に直接穴を開けたりせずにハンモックを吊るす方法を編み出しました。

普段使いできるハンモックを実践するには、この取り付けがいちばんの鍵となります。

柔軟に対応するための、ハンモックのカスタムオーダー

好きな配色を選び、設置場所に合わせた大きさでハンモックを作る。ご要望があれば、出張取り付けも行う。それが私が目指す、”身近な存在、ハンモック”を実現させるための手段であることに気づきました。

室内のインテリアとして使うのであれば、お家の中にある他の家具のテイストとの兼ね合いもあることでしょう。シンプルなハンモックを置きたいと思うかもしれないし、モノトーン調にビビッドなアクセントカラーを入れたものを吊るしてみたい、そんなことを思うかもしれません。

配色の好みは十人十色。作り手が一方的に作品を押し付けるだけではなく、買い手が描いたものを一緒になって作る、そんなスタンスでQestaはものづくりをしています。