ハンモックを取り付けようと思ったとき。
そこで意外と問題となるのが、ハンモックの全長と吊り幅の関係性。
なぜなら、ハンモックの寝心地はハンモックのたわみ具合と大きく関係しているから。
(理想はバナナ型。Uの字の形に近づくほど、窮屈な体勢になってしまい、張りすぎると硬い寝心地になってしまいます。)
部屋幅に対して、ハンモックの全長が長すぎても短すぎても、寝心地が良くなくなってしまたり、上記画像のように地面にお尻が付いてしまいます。
そこでふと思いました。
「吊り幅(室内の場合は部屋幅)とハンモックの全長の適切な比率を探して、目安となるような公式を作ったら便利かも。」
ということで、様々な吊り幅でハンモックを設置し、その平均値を割り出すことで吊り幅とハンモックの全長に関する計算公式を作ってみることにしたのです。
ハンモックあるある。
例えばキャンプのとき。持参したハンモックをいい感じに取り付けるためには、木と木の間はどのくらいの幅をとったらよいのか。また、木とハンモックの間のロープはどのくらいの長さにすればいいのか。 始めからだいたいの目安がわかっていたほうが断然やりやすいですよね。
ハンモックの公式 ”ハンモックの全長 – 30cm = 吊り幅”
状況によって10cm前後の誤差はあるものの、私はこれを目安として使っています。
注意点
ただし、この公式は吊り幅が500cm以下、吊り高が160cm〜170cmの場合のみ適用可能です。Qestaのハンモックを例にとると、
Bed-mock Sサイズの全長は約300cmなので、
300cm-30cm=270cm という計算になり、
部屋の幅270cmくらいのところにちょうどよいサイズだということがわかります。
※この部屋の幅は257cm。そこにBed-mockのSサイズを設置しています。
若干Uの字ぎみにたわんでいますが、許容範囲内です。
逆に、部屋の幅に合わせたハンモックを買おうとしている方なら、
釣り幅+30cmのハンモックがちょうどよい目安ということになります。
もし、この公式に当てはまらなかった場合はロープを使って張り具合を微調整しましょう。
→強度と長さ調節を兼ね備えた、ハンモックの神的ロープワークを伝授。
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